ダイエットに失敗する3つの習慣

誰しも一度は、見た目を気にせず好きな服を着たい。お腹のお肉をとりたいと思い、ダイエットを試みたことはないでしょうか?
過度な食事制限をすることで一時的に体重が落ちることがあります。しかし、気を抜いてついつい食べ過ぎると、体重が元通りに。そんな経験ありませんか?
こちらの記事では、ダイエットに失敗する3つの習慣を説明させていただきます。
1.極端な食事制限
「ダイエット=減量」と捉えがちで、極端な食事制限をして減量する人が未だに多く、食事制限のみの方法はとても危険です。
食事制限することで摂取エネルギーは減りますが、運動をしないと筋肉量が減っていきます。筋肉量が減ることで基礎代謝が落ちるため、消費エネルギーが減り、脂肪が増えていきます。筋肉が脂肪より重いため一時的に体重が減って、ダイエットが成功したと勘違いするのですが、筋肉が脂肪に変わっただけの減量のため、実は太りやすい体質に変化しているのです。
また、摂取エネルギーが減ると体は生命の危機感を感じ、脂肪を溜め込みやすい体質になるため、より太りやすい体質になり、一時的に減った体重が元に戻ったり、元よりも増えてしまったりします。これをリバウンドといいます。
太りづらい習慣や体質を作り上げていくという本来のダイエットの意図とは真逆の、太りやすく痩せづらい体質になってしまいます。
2.運動習慣がない日々
太りづらく脂肪燃焼しやすい体にするためには、筋肉量を落とさないようにしなければなりません。そのためには適度な運動が必要です。ダイエットの基本は、適度の運動で消費エネルギーを増やし、栄養面や量を考慮した食事での緩やかな摂取エネルギーの減少(腹八分目)を、同時に行うことが必要です。
ダイエットには、消費エネルギーとして必要な基礎代謝を意識する必要があります。基礎代謝とは心臓を動かしたり体温を保つなど「生きていることを維持するため」に必要なエネルギーです。基礎代謝は加齢とともに減少します。痩せやすく太りにくい体には、基礎代謝が高いことが絶対条件です。男性では18歳、女性では15歳がピークと言われ、年齢とともに低下していきます。
そのため、加齢とともに基礎代謝が減少するため、昔は食べても太らなかったのに…と感じるのは、加齢の伴う基礎代謝量の減少が原因です。そのため、基礎代謝を上げるために運動習慣が必要です。
3.痩せる決意をすること
ダイエットをすることで、失敗に陥りやすいのが「痩せる決意」をすることです。今日から痩せると決断をし、継続できなかったことは多々ありませんか?
人は意識することで、一時的には痩せる行動をしますが、生活の中の甘い誘惑に負けてケーキを食べたり、仕事の疲れで運動が行えなかったりとなかなか行動に移せないことがあります。そのため、痩せるためには「習慣を変える」ことが一番大切です。特に、3つの習慣を変えることから始めることをおすすめします。
痩せるための3つの習慣
Ⅰ.体組成計を測る。
- 一週間のうち、決まった曜日に体組成計を図り、週間ごとの身体の変化を自己で認識していきましょう。数字は嘘をつかないので、しっかりと自分で管理していくことが大切です。
Ⅱ.フードレコード
- 食べたものを写真でおさめておくことで、自分が何を食べたかが記録されます。自分が何を食べたかがわかることで、食事に対しての管理が行いやすくなります。
Ⅲ.トレーニング日をスケジュールに入れる
- トレーニングをする日時を手帳に書きましょう。運動をすると決めても、気分で運動をすることでは、ダイエットがなかなか前進しにくい為、あらかじめ運動をする日にちを決めておきましょう。自分で運動プログラムが作れない方はパーソナルトレーニングに通うことをおすすめします。
文責:パーソナルトレーニングジムLEAD 佐藤 共平